私が願うこと 

「食」は、すべてをつなぐしあわせの種

だから、料理を楽しいと思って作る人がふえて欲しい

「おいしい」と思って、食べられるしあわせ

「おいしいね」って言いながら誰かと一緒に食べられるしあわせ

食は、すべてをつなぐしあわせの根っこです。

自炊塾「ゆいの家」を通して、

みんなが「おいしいね」と言いながら人と人が結ばれ、いのちがつながる場を広げていきます。

自炊塾「ゆいの家」は、

食からしあわせの種をまくための「食」と「医」と「農」をつなげる学びの場であり、実践の場でもあります。

そして、

「弁当の日」の竹下和男先生に出会い

「自炊塾」の比良松道一先生に出会い

　これさえあれば安心な基本の「重ね煮」の船越康弘さんに出会い

「まんまる塩おむすび」の石川善一さんに出会い

　野菜がおいしくなる「５０度洗い」に出会うことで

 しあわせの種は、すごいごちそうではなく、毎日の何気ない食事にあると思いました。それは、人と人をつなげる食であり、おふくろの味です。そして、料理をするのが楽しいと思えること。それは、料理を作ることは、「あなたの命が大事です」という無言の愛情だからです。

また、塩おむすびの中に食からのしあわせの種のすべてが詰まっていることを知りました。

「食」は、本来すべてをつなぎ、人をしあわせにするものです。

自炊塾「ゆいの家」では、そんな食を単にいろいろな料理レシピや技術だけを伝えるのではなく

結局、私の伝えていきたい「食」は、次の三つです。

●人と人をつなげていく「食」　　　

　　誰もが、料理を楽しいと思って作っている

　　＝みんなで作ったものを「おいしいね」と言って食べること

●自分の生き方に向き合う「食」

　　誰もが、「自分の主治医は自分自身」という自覚を持つ

　　＝自分の生き方・体を人任せにしない

●先人の知恵を受け継ぎ、命をつなげていく「食」

　　子どもたちが当たり前に台所に立っている

 　＝親から子へ、子から孫へと伝わる家庭の味

　　　 いのちの味をつなげていく自分の還る味

そんな思いから

・身体の芯をつくり、いのちをつなげる塩おむすびを作りませんか

・先人の知恵・家庭の味をつなげていきませんか

・自分のおいしいと思う味をみつけませんか

（レシピや数字にこだわらず、何度も味見をして自分の味をつなげていく）　

・そのときあるもので作りませんか　

（できるだけ旬のもの・いい調味料を使って）

・命あるものを作りませんか、食べませんか

（食べることは、様々な命をもらうことです）

 料理を作る時間も自分の大切ないのちの時間です。

いやいや作ったらいのちの時間を無駄にするようなものです

 少しでも楽しく作れるようお手伝いをしていきます。

２０２４年４月からは、

妊婦さん（胎児）から離乳期のお母さん（２歳児）たちの居場所となる「まなの家」を始めます。

ただいまその準備中です。